山口県山口市の洋菓子店リュ･レニオを経営している広瀬誠司(41)が偽札を製造したとして、警察は二十六日、通貨等偽造罪容疑で取調べを受けた。

広瀬は、山口市にてケーキ製造店の二代目としてを洋菓子店を経営し、制作しているケーキはキャラクター・似顔絵・立体など、お客様のご要望によりどんなケーキもお作りします、とオリジナルケーキを製造するため、朝から晩までケーキ制作に明け暮れるケーキ職人である。

調べでは、広瀬は十一月三日、インターネットよりお客様から「一万円札を作って欲しい」という依頼を受け、極秘に厨房で一万円札作りに取り掛かり、二十一日に完成した一万円札一枚に「パパ お誕生日おめでとう！お仕事頑張ってね！」というメッセージを描き、お客様へお届けした疑い。

このお店でバイトをしているなっちゃんが警察に通報し、事件が発覚。

広瀬は事情聴取を受け、「わたしは、ただ、お客様の喜ぶ笑顔がみたい！お客様のためならどんなケーキだって作る！」と熱く訴えていたという。

警察は、本来なら違法として罰金、もしくは1年以内の服役となるが、「これからもお客様に喜ばれるケーキを作り続けて欲しい」と、広瀬を釈放した。

偽造中の広瀬		偽造されたお札ケーキ